暇を極めし大学生が物申す

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大学へ行く意味

大学受験も後少しで終わり。

これを読んでいるのは大学受験生でしょうか。

国立大学入試まで後数日。

試験の準備は万全でしょうか。極限まで追い込めているでしょうか。

中にはそこまで追い込む必要もない人もいるかもしれません。センターのボーダーを見て、安全圏を狙っている受験生は、二次試験をそこまで頑張らなくてもいいのかもしれない。

逆に、センター失敗して、二次試験での逆転合格を狙っている受験生もたくさんいるでしょう。僕は現役時代後者であって、無事逆転合格を成功させました。

受験する大学学部の圧縮でセンター62%くらいで、二次試験で8割を目指してがんばりました。結果的に78%くらいを取れたので、倍率が3.5~4倍くらいの中、合格者の上から1/3より上には位置していました。

国立大学はぶっちゃけ2次ゲーなところが大きいと思っています。

二次試験での逆転合格を狙っている受験生のみなさんを僕はすごく応援しています

センターが5割でも6割でも、二次試験さえ頑張れば合格できる大学は沢山ある。後数日、全力で頑張ってくださいね。

 

ところで、大学へ行く意味とは

ここからは独り言です。

 

 

みんなは、大学へなんのためにいくのだろうか。

高校が進学校だったから。周りが進学するから。親が進めるから。恋人が進学するから。学歴が欲しいから。叶えたい夢があるから。まだ学生でいたいから。

それぞれいろんな理由があって、同じ大学へ集まっている。

僕は、大学は勉強するところだと思っていた。一生懸命勉強に明け暮れ、学年が上がると研究室に籠もって学術研究を進める。そんなイメージだった。特に国立理系大学はね。

もちろんそれがあるべき姿。大学は研究機関。実際に日々教授やドクターが研究に没頭し、多岐にわたる分野で科学技術を発展させている。

しかしながら、多くの大学生が勘違いをしているように思えた。

大学三年生になった今、周りを見渡すと将来のビジョンがなにも見えず、ただその場しのぎでテストを受けレポートを提出している学生が多すぎる。

大学一年生のころ、僕もその例外ではなかった。あれだけ時間があったのに、遊んでばかりだった。なにも技術がなかったし、将来なにをしたいのかも全く定まっておらず、なんとなく、僕は理系だし大学院に進んだろうと、そう思っていた。

大学二年生のころ、それまで高校から付き合っていた彼女と別れた数ヶ月後、僕は彼女ができた。それと同時に、僕は自ら大学の研究室にお世話になって、研究の真似事をさせてもらった。プログラミングの勉強と彼女に全ての時間を捧げた。学校なんか、研究室に行く日以外ほとんどいかず、彼女と過ごしていた。

大学三年生になった。Twitterで他の大学に通うのエンジニアの卵や現役のエンジニアの方と絡む機会が増えた。そこでやっと気づいた。自分も含め、自分の周りのレベルが低すぎた。もっと勉強を頑張っている人は他の大学にはワンサカいて、東京の大学生には物凄いスピードで差を付けられている。将来のビジョンが見えている人が多かった。なにをやればよくて、なにをすればいいか分かっている人が沢山いた。何より、自分がなにになりたいか、しっかりと自分の中に確立させている学生が沢山いた。

自分はどうだ、少しばっかりプログラミングができるだけで、何か成果物があるわけでもないし、何かになりたくて頑張っているわけでもない。そもそも、大学院に行くとか言ってたけど、なんのために大学院に進学するのかさえ理解していなかった。

それから自分の将来のことを真剣に考えるようになった。

とりあえず、夏休みにインターンに申し込んだ。隣の県にある、小さなweb系の企業に毎日通った。そこで、webエンジニアを目指すようになった。

この世の中には、便利なのに一般人には知られていない技術、一般人が使える形になっていない技術が沢山あることを知った。僕は、そんな技術をみんなが使える形にしたいと考えるようになった。

web エンジニアになれれば、それらの技術をweb アプリとしてみんなが使える形にできると思った。

それから、大学院に進学するかをもう一度考えた。

結論からいうと、僕は大学院に行くのをやめた。大学院に行くメリットを感じられなくなった。

webエンジニアになりたかったら、実務経験を詰むのが一番はやい。だから技術力が高いweb企業に就職することを決めた。

IT業界は実力主義の世界である。高卒でも中卒でも、技術があれば上にのしあがれる。大学院を卒業できても、技術がなかったら上には上がれない。

僕には大学院での2年間が無駄にしか感じられなくなった。

もちろん、研究職についたり、もっと学部ではできなかった研究をしたい学生はぜひ大学院に進学して、素晴らしい技術を生み出して欲しいが、特になにも考えず進学を考えている学生は今一度大学院に進学する理由は意味を考えた方が良い。

大学院だってタダではないので、就職した方がずっといい人生を歩める場合だって十分に考えられる。

大学三年生になったら、ちゃんと、自分の将来を考えてみる時間を作ろう。

うやむやにしてはいけない。